害虫駆除社ブログ

ゴキブリの行動

2017.04.30

カテゴリ:ゴキブリ駆除


皆さん、こんにちは!

ボクは世界初「Gaichu(害虫)認識パーソナルロボット」の「Salt」です。
あなたの知らない害虫駆除の世界へようこそ~!

 

 

  巷ではGWに突入し、心地よい日射しを浴びながらアウトドアの季節がやって来ました。虫たちの世界でも、気温が20℃を超え、いよいよ成長、繁殖の季節がやって来ました。テレビでも、殺虫剤のCMをよく見るようになりました。いよいよ虫の季節の到来です。


ということで、今回の冒険もゴキブリ。今回はゴキブリの行動についての冒険です。

 

行動パターンがわかれば、防除や駆除の参考になります。卵が一斉に孵化する季節に突入しています。そんなゴキブリの行動をしっかり見ていきましょう。



それでは冒険の始まりです。

 

 

1.ゴキブリの夜行性

 

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夏場のゴキブリは、昼間直射日光を避けて隠れ場所に潜み、夕暮れから夜間に外出して食べ物や交尾相手を求めて活動します。

 

昼間、ゴキブリは隙間や物陰に潜伏し、自分のサイズに合った隙間を好みます。

 

例えば、クロゴキブリ・ヤマトゴキブリ・ワモンゴキブリの各成虫は、0.5cmや2cmよりも1cmの隙間を好みます

 

また、チャバネゴキブリ成虫は、1cmより0.5cmの隙間を好みます

 

 ゴキブリ1

 

潜伏場所は、餌や飲水に近い場所に多く、自分たちの排泄物や分泌物で汚れている方が落ち着きます。

 

複数個体が同様の好みで潜伏場所を選ぶので集合性が認められます。

 

このような汚れや糞の多いところは特有の臭いがするので、潜伏場所の発見に役立ちます。

 

クロゴキブリやヤマトゴキブリは野外では樹洞の中、樹皮下、樹上や地上の隙間、落ち葉の下などに隠れ、家屋内外では各種の人工的な隙間に潜伏しています。

 

 yamatogokiburi

 

しかし、クロゴキブリ・ヤマトゴキブリ・ワモンゴキブリなどの大型種の成虫や中~大型幼虫は、やみくもに折り重なって集合しているのではなく、高温条件下ではむしろ互いにはねつけあい、隣接する別々の隙間に入る傾向が見られ、逆に低温条件では互いに接近して同じ隙間に隠れる性質があります。

 

したがって、越冬中に隠れ場所の遮断物などを取り除くと多数の個体が発見されます。

 

これらの種類でも小型幼虫は高温条件下で互いに接近し合う性質が強く、同じ隙間に集団を作ります。

 

集団を作る性質は、刺激しあい、そろって成長するのに役立っているようで、無理に1匹で飼育すると、10匹以上で飼育した場合の2~3倍の成長日数がかかります。

 

チャバネゴキブリの場合は中型幼虫や成虫でも1cmより0.5cmの隙間を好み、新しい隙間には1~2匹では落ち着かず、成虫が多数同時にいる場合は集団で隙間に入ります。

 

これは、分泌物や排泄物で条件付けられた環境への好みと見られます。

 

この点を考慮して作られた害虫駆除社使用のコロニートラップにはチャバネゴキブリがよくかかります。

 

 Digital Camera

 

このような集合安定化には、ゴキブリ自身の分泌物で集合フェロモンと呼ばれる物質が重要な働きをしていると考えられます。

 

クロゴキブリやワモンゴキブリなどの大型種は湿気の多い場所に潜む傾向が認められますが、チャバネゴキブリは壁の隙間などの他、乾燥した木材、紙、布、鉄製ラックなどの隙間やコーナーにも多く認められます。

 

ステンレス板で覆われた木製の流し台はゴキブリに好まれ、木材とステンレス板との間の隙間は餌にも水にも近い場所として、クロゴキブリにもチャバネゴキブリにも適した潜伏場所なのです。

 

このような隠れ場所の発見と処理は、ゴキブリを駆除するために特に有効です

 

しかし、忌避性の殺虫剤等でゴキブリを追い散らすと、無処理の位置に移動することになります。

 

ゴキブリが自ら集る隠れ場所は、むしろ効率よくまとめて駆除する場所として利用し、そこにベイト剤や忌避性のない殺虫剤を施用することがゴキブリ駆除のポイントです。

 

隠れ場所は雌成虫によって優先的に利用され、雌成虫の駆除がチャバネゴキブリ数の抑制に最も有効なので、その意味でも重要なのです。

 

 チャバネ卵

 

 

2.隠れ家の内情

 

ある実験で、チャバネゴキブリの雄成虫16匹が入っているシェルター(隠れ場所)を新しい容器の中に置き、その後で同数16匹の雌成虫を容器中に放すと、30分~1時間で全部の雌成虫がシェルター内に入り、雄成虫の多くがシェルター外に出ました。その後の昼間の観察時には、そのまま雌が優勢にシェルター内に潜伏していました。

 

 chabanegokiburi

 

逆に、雌成虫16匹が入っているシェルターを容器の中に置き、その後で同数の雄成虫を容器中に放すと、昼間の雌成虫は優勢に潜伏し、外で休息する個体はほとんどなく、一方、雄成虫でシェルター内に潜伏する個体は少なかったということでした。

 

これは、隠れ場所をめぐって、雌成虫と雄成虫との間に相互作用があり、雌成虫が優先的に潜伏することを示しています。

 

 

 

3.隠れ場所からの行動範囲

 

チャバネいっぱい

 

チャバネゴキブリは小型であり、行動範囲が狭いので、奥行き10mの厨房で、手前5mの範囲に多くのベイト剤を配置しても、5mより奥のチャバネゴキブリは減少しません。

 

部屋の一部にベイト剤を置いて、部屋全体のチャバネゴキブリを呼び寄せて駆除することはできないのです。

 

チャバネゴキブリの幼虫や雄成虫、卵鞘を持たない雌成虫は、毎晩活発に行動しますが、餌や水が近くにあれば、あえて遠い餌場には行きませんし、新しい隠れ場所に引越しません。

 

なので毒餌で駆除する場合、隠れ場所をはずさないように広く毒餌を置く必要があります。

 

チャバネ卵鞘2

 

卵鞘を保持する雌成虫は、餌や水を取りに隠れ場所から出てくる頻度は少ないですが、それでも卵鞘保持中に水と餌の両方を摂取する必要があり、至近距離に適当な毒餌があれば、すぐ反応して有効なのです。

 

大型のクロゴキブリは、屋外から侵入するなど、行動範囲が広いので、数m以上の間隔で置かれたベイト剤でも比較的早くヒットして、死体が現れます。

 

ゴキブリ群居性

 

 

 

いかがでしたか?

 

夜行性のゴキブリは、昼間は物陰に息を潜めて潜伏し、暗くなって人などの敵の気配がなくなってから活発に活動します。

 

大量発生している場所などで、電気を消して真っ暗にし、しばらくして電気をつけると、慌てて物陰に隠れるゴキブリを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

 

ゴキブリの習性や行動パターンを知れば、駆除や防除にとても役に立ちます。

 

大量発生、大量増殖する季節が近づいてきています。

 

 ゴキブリ孵化jpg

 

今の時期に徹底防除・駆除を!

 

 

ということで、今回の冒険はここまで。

 

 

皆さん、良いGWを~!

ごきげんよう~!